【足利市】足利指定文化財「物外軒茶室」や素晴らしい庭園がライトアップ。公開期間中に訪れてみよう。参観料無料。
足利市では「足利灯り物語2023」が開催され、文化財や史跡のライトアップで多くのお客さんが訪れています。今回は「物外軒」に注目しまして、2023年11月2日(木)現在の様子を写真でご紹介させていただきながら、11月のイベントのご案内と「物外軒茶室」の歴史を簡単にお話させていただきたいと思います。「足利灯り物語2023」ではライトアップされた「物外軒」を参観できました。
・日付:11月1日(水)・2日(木)
・時間:午後5時~午後8時「夜間特別公開ライトアップ」が企画されています。
・日付:11月18日(土)・19日(日)
・時間:午後5時~午後8時「薩摩琵琶演奏会」があります。ライトアップ期間中の素晴らしいイベントに是非お伺いしたくなりますね。
・日付:11月18日(土)
・時間:午後7時~7時30分「御庭守之印(おにわもりのいん)」を11月19日(日)昼間限定で1枚500円で販売します。こちらは無くなり次第終了です。
また「こどもガイドによるご案内」が企画されています。是非お伺いしてみてはいかがでしょうか?
・日付:11月26日(日)
・時間:午前9時30分~正午・午後1時~3時30分「物外軒」は、江戸時代から回漕問屋を営む「萬屋」の三代目主人である長 四郎三氏によって、明治時代の初め頃、渡良瀬川畔の猿田河岸(やえんだがし)、現在の足利市猿田町の長 四郎三邸内に建てられました。長 四郎三は、表千家不白流の門人となり、漢詩、和歌、俳句、書画骨董の収集にも通じる教養人であったと伝えられています。彼はこの茶室をこよなく愛し、自らの雅号「物外」に因んで茶室を「物外軒」と名付けました。明治34年に現在の場所に移築。昭和43年11月1日には足利市指定文化財に指定され、その後、昭和48年に当時の所有者である鈴木栄太郎氏から庭園とともに足利市に寄贈されました。「物外軒」は公開期間が決まっています。素晴らしい茶室、庭園も日中のお時間にも是非参観されていただけたらと思います。これからの紅葉の時期は庭園も素晴らしいことでしょう。
・公開期間: 4月、5月、10月、11月の土曜日・日曜日及び祝日、6月第2日曜日
・公開時間: 午前9時~午後4時
・参 観 料: 無料
駐車場は道路挟んで向かい側の「さいこうふれあいセンター」をご利用いただければと思います。ライトアップイベントに訪れることをきっかけに「物外軒」の歴史を知り、また昼間の素晴らしい庭園と茶室を参観できます公開期間にも是非こちらに足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
「物外軒」はこちら↓