【足利市】古墳の石室にも入れる!「正善寺古墳」のあるお寺「正善寺」にお参り行ってみよう!
足利市常見町にあります「正善寺」。お寺の敷地内に残る前方後円墳が「正善寺古墳」です。古墳のくびれ部分に「正善寺」の本堂が建っています。「正善寺古墳」は6世紀のものであり、足利地方最大級な前方後円墳であり歴史的に大変価値の高いものです。すでに墳丘は墓地化していますが、後円部に南に開口する横穴式石室があるというので見に行ってみましょう。古墳開口口から入って石室まで見学出来る様になっていました。石室では観音菩薩像などが出土したと言われています。チャートの割石で構成された石室内部です。長さは7.5m程。奥には石仏と祠が祀られてました。6世紀の古墳の開口部分から入ってお参り出来るとは、神秘的で歴史の深さを感じる事が出来ます。「正善寺本堂」は、尊影権大僧都(延亨二年(1745)寂)によって建立されました。正善寺の阿弥陀如来は日光山輪王寺より勧請された仏様です。製作は鎌倉中期で日本初の仏師とされる定朝様式の阿弥陀如来とされています。ご本尊は栃木県の指定文化財、古墳は足利市の指定文化財になっています。不動明王も祀られています。古墳内部の石室に入りお参りが出来るこんなにも歴史深い「正善寺」「正善寺古墳」と是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
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