「佐野市立吉澤記念美術館」では開館20周年記念、収蔵企画展「そっとひらいてみれば」を開催しています。企画展「そっとひらいてみれば」は前期と後期と時代により展示を分けています。前期展示は2023年1月21日（土）から3月5日（日）まで。江戸時代を中心とした「屏風」「本」の作品から描かれた世界に浸り、当時の鑑賞や親しみ方の違いなどを楽しく想像させてくれる素晴らしい作品ばかりです。展示物の説明が大変分かりやすい言葉でまた大きい字体で書かれています。幅広い年代に配慮されていて大変親しみ易く楽しく鑑賞できます。また「ふたのあるかたち」と題して吉澤コレクションの工芸作品が展示されています。こちらの陶磁や彫金の素晴らしい作品の数々を是非ご覧になって頂きたいです。「佐野市立吉澤記念美術館」は吉澤家で江戸時代から約200年間に渡り形成された美術コレクションと美術館施設の寄贈を受けて2002年に開館しました。この素晴らしい美術館ならではの作品「吉澤コレクション」を中心に、年に数回「企画展」が開催されています。公園の中にある美術館で、多くの緑や池のある庭園の心地よい空間もお楽しみ頂けると思います。企画展「そっとひらいてみれば」の前期展示は3月5日までです。後期展示では作品を入れ替えての展示になりますので、是非前期の展示から鑑賞に出掛けてみましょう。

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